1948-10-09 第2回国会 衆議院 農林委員会 第42号
○須賀農林事務官 この三月一日に事前割当をいたします際には、まだこの法律は正式に公布されておらないのであります。この法律に基きましての事前割当をいたします根拠というものはなかつたわけであります。
○須賀農林事務官 この三月一日に事前割当をいたします際には、まだこの法律は正式に公布されておらないのであります。この法律に基きましての事前割当をいたします根拠というものはなかつたわけであります。
○須賀農林事務官 種もみでありますが、種もみは從来災害等によりまして自家用のもみで來年の作付ができないというような事態の発生いたしました際は、政府で買上げましたものの中からこれを供給いたしまして間に合わしたのであります。本年度の災害につきましても、それぞれ災害地区の被害の状況、需要の数量等をとりまとめまして、そういう方面に供給をしてまいるつもりに考えております。
○須賀農林事務官 ちよつとできません。
○須賀農林事務官 新米價の決定に関しては、昨年度米價決定のパリテイ内容を再檢討いたしまして改むべき理論的根拠あるものについては、努めてこれを取入れて改めることとしたいのであります。たとえば農家附属建物の新築、家畜の購入、雇傭労賃、公租公課等は、これを新しくパリテイ内容に追加したい考であります。
○須賀農林事務官 米價の決定は現段階において結論的なものがありませんので、從つてまとまつた資料というものはないのであります。農林省自体としてもパリテイ対策を中心に物價廳とともに研究しておりますが、今のところ両者の主張の相違点について意見の交換を遂げる段階にまでは至つておりません。
○須賀農林事務官 承知しました。
○須賀農林事務官 今回の北陸地方災害対策につきましては、経済安定本部におきまして総合対策を審議中でありましたが、資金対策は急を要しますのでとりあえず農林、水産関係の金融対策を次のようにいたしました。 第一、貯金佛戻し資金、懸漁業会及び市町村農業協同組合に対しまして農村中央金庫より所要額を融資する。